5分でできる! 一眼レフ、ミラーレスカメラのセンサーをクリーニングするには
一眼レフ、ミラーレスカメラのセンサーは、自分でクリーニングできる
レンズが交換できる一眼レフ、ミラーレスカメラはセンサーがむき出しのため、ゴミや汚れが付着することがあります。小さなゴミであればブロワーで吹き飛ばせるのですが、問題なのは、それでは取れない汚れが付着した場合。
メーカーに出すなどしてクリーニングしてもらう必要がありますが、持ち込んだり、送ったりする必要があり、手間も時間も、お金もかかります。
そこで今回は、自分でできるクリーニングキットを試してみました。
今回試したのは、こちら。結論から言うと、とても簡単で、5分ほどでセンサーをクリーニングできました。
※クリーニングは本来的にはメーカー対応が推奨されていますので、参考にされる際は自己責任でお願いします。
Rangers カメラクリーニング用品 12個APS-Cセンサースワブ+15mlクリーナーセット RA113
- 出版社/メーカー: RANGERS
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クリーニングキットの価格、内容は
Amazonで見つけたクリーニングキットは、購入時価格で1,590円。12本のセンサークリーニングスワブ(swab:綿棒、モップ)が入っているため、毎回交換しても1回あたり100円ちょっとのコストです。
内容物はこれだけ。
- センサースワブ 12本
- クリーナー
- 説明書
説明書の裏側。一眼レフ、ミラーレスカメラのセンサーのほか、レンズやカメラ本体のクリーニングにも利用できます。
キットを使った、クリーニングの方法
こちらは僕が使っているミラーレスカメラ、キヤノンのEOS M3。ここ最近、利用頻度もレンズ交換頻度も上がり、センサー下部に汚れが付着してしまいました。上の写真でも、白い点々が確認できます。
まずクリーナーの蓋を外します。この状態になりますが、さらに栓を抜きます。
この状態にしてから……
開封したセンサースワブに、クリーナーを1〜2滴、滴下します。
クリーナーで湿った状態のセンサースワブで、このようにセンサーをこすってクリーニングします。デリケートな部分のため、ゴシゴシ動かさず、やさしく同じ方向に動かしましょう。汚れが残っている場合は、カメラを上下反転させて、逆方向にもクリーニングします。センサースワブを裏返して、きれいな面を使うと良いでしょう。
なお、センサースワブはAPS-Cの縦幅に合わせて作られています。もちろん、フルサイズ機でも利用可能です。
開封時間を含めても、作業時間は、およそ5分。ちょっとの作業でセンサーがキレイになりました。クリーニング後は、絞りをF16程度にして白壁や空などを撮影して、汚れが写り込まないことを確認しておきましょう。
センサーが汚れていると、写真はどうなるのか
ところで、センサーが汚れている状態で写真を撮ると、どうなるのでしょうか。センサーをクリーニングする前の状態で撮った写真がこちら。
言われないと気づかないかもしれませんが、センサーが汚れていると知っている本人なら、わかってしまうもの。せっかくの思い出も、このような染みがあっては台無しです。汚れは見つけ次第、すぐにクリーニングしたいものですね。
Rangers カメラクリーニング用品 12個APS-Cセンサースワブ+15mlクリーナーセット RA113
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